動脈硬化とは?
「⼈は⾎管から⽼いる」──これは医学の世界でもよく⾔われる⾔葉です。⾎管の⽼化、すなわち動脈硬化は、⾒た⽬の年齢以上に体の健康状態を左右します。
動脈硬化症とは、⾎管の内側にコレステロールがたまり⽯灰化することで、⾎管が硬く狭くなる病気です。加齢とともに誰にでも起こりますが、⾼⾎圧・糖尿病・脂質異常症・喫煙・肥満・運動不⾜などがあると進⾏が早まります。睡眠時無呼吸症候群があるとさらにリスクが⾼まります。
症状は?
動脈硬化が進⾏すると、⾎流が悪くなり、ある⽇突然、⼼筋梗塞・狭⼼症・脳梗塞といった重⼤な病気を引き起こす危険があります。⾃覚症状がほとんどないまま進むため、「沈黙の病」とも呼ばれます。
治療は?
治療の基本は⽣活習慣の改善で、⾷事・運動・禁煙に加え、必要に応じて薬物療法を⾏います。動脈硬化は⼀度進むと元に戻すことが難しいため、⾎管の若さを保つための早めの予防と管理が⼤切です。
当院では⼀⼈ひとりのリスクに応じて検査・治療を⾏い、健康寿命を延ばすサポートをいたします。