動悸・心臓のドキドキ・息切れで
お困りの方へ
「⼼臓がドキドキする」「脈が乱れる気がする」「少し歩いただけで息が切れる」――こうした症状は、誰にでも⼀時的に起こることがあります。ストレスや疲れなどが原因の場 合もありますが、繰り返したり⻑く続く場合には注意が必要です。背景に 不整脈・虚⾎性 ⼼疾患(狭⼼症・⼼筋梗塞)・⼼不全・弁膜症 などの重⼤な循環器疾患が隠れていること があるからです。 特に以下のような症状は、学会のガイドラインでも「注意すべき危険サイン」とされてい ます。
- 動悸や胸のドキドキが 5分以上続く
- 動悸に 胸の痛み・冷や汗・めまい・失神を伴う
- 階段や坂道で以前よりも 息切れが強くなった
- 就寝中や安静時にも 息苦しさで⽬が覚める、横になれない
これらは、不整脈による 脳梗塞や突然死のリスク、あるいは⼼不全や弁膜症の進⾏を⽰ すサインである可能性があります。 動悸や息切れは「年齢のせい」「疲れのせい」と思って放置されがちですが、早期の診断 と治療で予後は⼤きく変わります。
診断は?
診断には⼼電図や⼼エコー、⾎液検査に加え、最近で は Apple Watch や携帯型⼼電計での記録 も役⽴ちます。
当院ではこうした最新の検査⽅法も含めて原因を丁寧に調べ、必要に応じて専⾨施設と 連携しながら、患者さん⼀⼈ひとりに最適な治療を⾏います。