足のむくみでお困りの方へ
⼣⽅になると⾜がむくむ、靴下の跡がくっきり残る――こうした「むくみ」は多くの⽅が経験する⾝近な症状です。⽴ち仕事や⻑時間の座位、塩分のとりすぎなどでも起こりますが、実は⼼臓や腎臓の病気のサインであることもあります。
特に注意すべきは、⼼不全や⼼臓弁膜症によるむくみです。⼼臓のポンプ機能が低下すると、⾎液がうっ滞して下肢に⽔分がたまり、⾜⾸やふくらはぎが腫れるようになります。進⾏すると体重増加や腹⽔、呼吸困難を伴うこともあり、命に関わる状態につながります。
次のようなむくみは、循環器疾患のサインとして受診をおすすめします。
- 朝起きても⾜のむくみが取れない
- 体重が短期間で2kg以上増えた
- 両⾜が左右対称に腫れる
- むくみに息切れ・動悸・疲れやすさを伴う
診断には⾎液検査、⼼エコー、胸部X線などを⽤い、原因を明らかにします。治療は塩分制限や利尿薬をはじめとした⼼不全治療を⾏い、必要に応じて専⾨施設と連携します。
「ただのむくみ」と思って放置してしまうと、病気を⾒逃すことがあります。気になるむくみは⼼臓からのSOSかもしれません。ぜひ早めにご相談ください。
診断
診断には⾎液検査、⼼エコー、胸部X線などを⽤い、原因を明らかにします。治療は塩分制限や利尿薬をはじめとした⼼不全治療を⾏い、必要に応じて専⾨施設と連携します。
「ただのむくみ」と思って放置してしまうと、病気を⾒逃すことがあります。気になるむくみは⼼臓からのSOSかもしれません。ぜひ早めにご相談ください。