『睡眠と血圧 — 朝の血圧は“眠りの質”がつくります』
2025.12.12
「朝だけ血圧が高いんです」
そんな相談をよく伺います。
実はこの“朝の高血圧”、
睡眠の質が大きく関わっていることが分かっています。
睡眠不足で血圧は上がる?
睡眠が短い、浅い、途中で何度も目が覚める——
こうした状態では、体が夜のあいだ中“緊張モード”になります。
すると、
-
夜間に血圧が下がらない
-
早朝に血圧が跳ね上がる
-
心臓や血管に負担がかかる
という状態になり、脳卒中や心臓病のリスクが高くなります。
こんな特徴がある方は要注意
-
寝ても疲れが取れない
-
朝の頭痛やだるさ
-
昼間の眠気
-
夜中の頻尿
-
家族から「いびきが大きい」と言われる
これらは、眠りの質が低下しているサインです。
睡眠の質を上げる簡単なコツ
-
寝る前のスマホ・強い光を控える
-
入浴は就寝90分前を目安に
-
カフェイン・アルコールは控えめに
-
朝は日光を浴びて体内時計を整える
こうした小さな工夫で、朝の血圧が改善するケースは多くあります。
次回のテーマは『睡眠時無呼吸』
睡眠時間は十分なのに、「朝の血圧が高い」「眠った気がしない」という方の中には、
睡眠時無呼吸(いびきや呼吸の停止)が隠れている
ことが少なくありません。
次回からは 睡眠時無呼吸症候群 を取り上げます。

