世界糖尿病デーってなに?
2025.11.12
こんにちは。松本ほがらかクリニック阪急高槻市駅前の渡邉です。
毎年11月14日は「世界糖尿病デー(World Diabetes Day)」です。糖尿病の予防や治療、そして正しい理解を広めることを目的に、世界中で啓発活動が行われています。この日は、インスリンを発見したカナダの医師、フレデリック・バンティング氏の誕生日ということで制定されました。インスリンの発見は、糖尿病治療の歴史を大きく変えた出来事であり、今も多くの命を支えています。
世界糖尿病デーのシンボルマークは「ブルーサークル」。青は空や地球を表し、世界がひとつになって糖尿病に立ち向かうことを意味しています。日本でもこの時期、東京タワーや大阪城など全国のランドマークが“ブルー”にライトアップされ、街を彩ります。
当院でもこの取り組みに賛同し、スタッフみんなで“ブルーサークル”をつくり、院内に掲示しています。
これは、糖尿病と向き合うすべての人への応援の気持ちと、地域の皆さまに“血糖のことを少し考えるきっかけ”を持っていただきたいという思いからです。掲示を見た患者さんが「うちも検診に行こうかな」「家族にも話してみよう」と感じてくださるそんな小さなきっかけになれば嬉しいです。
糖尿病は、長いお付き合いが必要な病気ですが、決して恐れるものではありません。
適切な治療と日々の生活の工夫で、健康な人と変わらない毎日を送ることができます。
この11月14日を機に、ご自身やご家族の健康を振り返り、「血糖を意識する一歩」を踏み出してみませんか?
私たちも、地域の皆さまと一緒に“ブルーサークル”の輪を広げていきたいと思います。

