第2回駅前ほがらか健康セミナー開催報告(2025年11月28日)
健康セミナー開催報告(2025年11月28日)
『家庭血圧 ― 正しい測り方と見逃しやすい落とし穴』
11月28日に、健康セミナー
『家庭血圧 ― 正しい測り方と見逃しやすい落とし穴』
を開催いたしました。
参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
どうして家庭血圧が大切なのか?
セミナーの冒頭では、まず
“病院の血圧よりも、家庭血圧のほうが未来の病気と深く関係している”
というお話から始めました。
白衣高血圧、仮面高血圧、薬の効き具合……
どれも、普段の生活の中で測る家庭血圧だからこそ見えてくるものです。
“姿勢”が血圧を変える──実演で納得
セミナーのハイライトは、
実際に参加者の方に前へ出ていただき、
正しい姿勢と間違った姿勢の比較実演 を行ったシーンです。
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足を組むと → 5〜10mmHg上がる
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腕の高さがずれると → 10mmHg変わる
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背もたれなし → 6mmHg上がる
など、数字が目の前で変わるので、皆さんとても驚かれていました。
「見逃しやすい落とし穴」もわかりやすく
家庭血圧には、気づかないうちに誤差を生むポイントがあります。
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服の上から測る
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会話しながら測る
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何度も測り直す
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カフのサイズが合っていない
など、どれも“あるある”ですが、
最大20mmHgも変わることがあるため要注意です。
「いつもセーターのまま測っていました…」
「スマホを触りながら測っていたので反省しました」
という声もあり、すぐ活かせる内容だったようです。
参加者の声(一部)
-「自分の測り方が正しいか不安でしたが、今日で安心しました」
-「姿勢やタイミングを意識すると全然違うんですね」
-「先生の実演がとても分かりやすかったです」
-「家に帰って家族にも教えます!」
少人数だったからこそ、
皆さんとゆっくり対話しながら進めることができ、
とても良い雰囲気のセミナーになりました。
次回テーマについて
今回のアンケートやセミナー後の会話を踏まえ、
次回は 「睡眠と血圧」「運動と健康」 のテーマも検討しています。
また少人数で、実演を交えながら
“生活にすぐ役立つ健康づくり”をお届けしたいと考えています。
さいごに
血圧は、一生つきあっていく大切な指標です。
そして、正しい測り方を知れば、
脳卒中や心臓病を“自分で予防できる力”になります。
今回ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
また次回のセミナーでお会いできることを楽しみにしています。

