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ちょっと気になる”糖尿病”のお話④

こんにちは。松本ほがらかクリニック阪急高槻市駅前の渡邉です。

糖尿病デーも終わりましたので、再び糖尿病のお話を再開したいと思います。
今回のテーマは、「食べる順番」です。
同じ食事でも“どの順番で食べるか”によって、食後の血糖値の上がり方が大きく変わることをご存じでしょうか。

ポイントはずばり、「野菜・たんぱく質 → 炭水化物(ごはん・パンなど)」の順番で食べること。
最初に野菜やきのこ、海藻などの食物繊維をとることで、糖の吸収スピードがゆるやかになります。さらに、そのあとに肉・魚・豆腐・卵などのたんぱく質をとると、インスリンの分泌が整いやすくなり、血糖の急上昇を防ぐ効果が期待できます。

一方で、ごはんやパンを先に食べると、血糖が一気に上がりやすくなります。
食後の眠気やだるさが出やすい方は、この順番を変えるだけで改善することもあります。

実例で見てみましょう

たとえば定食を食べるときは…
1️⃣ サラダ・おひたしを先に
2️⃣ つづいて、魚や肉のおかずをゆっくり味わい
3️⃣ 最後にごはんをいただく

これだけで食後血糖の上がり方が違います。外食でも、まずサラダや味噌汁から口にするのがおすすめです。

「食べる順番」は、特別な食事制限ではなく、無理なく続けられる“習慣の工夫”です。
当院では、管理栄養士がおり患者さんの生活リズムや好みに合わせて、実践しやすい食事の組み立て方をご一緒に考えています。

次回は「外食で血糖値を上がりにくくするメニュー選びのコツ」についてお話しします。どうぞお楽しみに。